掃除のプロが多数在籍。チームで手掛けるキレイの技。
〜あなたのエアコン、今すぐ清掃が必要かもしれません〜
「エアコンからカビ臭い風が出てくる」「使い始めたばかりなのに部屋中がむわっとする」といった声が急増します。それもそのはず――梅雨から夏にかけては、エアコン内部にカビが爆発的に増殖しやすい季節なのです。
この記事では、なぜこの季節にカビが増えやすいのか、どうすれば防げるのか、家庭でできることからプロによる対処法まで、詳しくご紹介します。
カビの繁殖条件は、一般に「湿度60%以上・温度20〜30度・栄養分があること」とされています。これがまさに梅雨時〜夏のエアコン内部そのものなのです。
「自動お掃除機能があるから大丈夫」と思っていませんか?実はこの機能、フィルターのホコリを取るだけで、カビの発生源である内部までは洗浄できません。
特に“カビの温床”となる送風ファンや熱交換器は自動清掃の対象外。そのため、梅雨や夏前になると「掃除機能付きなのに臭う!」という相談が後を絶ちません。
冷房後、30分〜1時間送風運転をすることで、結露を飛ばしカビの繁殖を防止します。
フィルターの目詰まりは通風を悪化させ、湿度がこもる原因に。水洗い+完全乾燥でOK。
梅雨時は空気の流れをつくることで、部屋全体の湿気を抑えエアコンへの負担も軽減されます。
冷房の急な設定は内部に大量の結露を起こしやすくなります。最初は27℃〜28℃からがおすすめ。
風の通り道に草木やホコリがあると排熱が妨げられ、内部の湿気がこもる原因になります。
家庭での掃除では届かない内部のカビ汚れや異臭は、プロの分解洗浄が最も有効です。
さらに、冷房効率が改善されることで、電気代が下がるケースも多く報告されています。
状況 | リスク | 対策 |
---|---|---|
湿度60%以上・温度25度以上 | カビが急増しやすい | 使用後の送風・換気・掃除 |
自動お掃除付きエアコン | 内部は清掃されない | 分解洗浄が必要 |
カビ臭・水漏れ・異音 | 重大トラブルの兆候 | プロによる点検・清掃を検討 |
梅雨から夏にかけてのエアコンは、ただの冷却装置ではなく、空気の衛生管理装置でもあります。家族の健康、快適な暮らしのためにも、「清掃の習慣化」と「必要に応じたプロの活用」が、これからの時代の“賢い選択”です。