掃除のプロが多数在籍。チームで手掛けるキレイの技。
〜せっかくのプロ洗浄、汚れの再発を防ぐために今日からできる習慣〜
プロによるエアコンクリーニングを終えると、風がクリーンで快適、冷暖房の効きもよくなり、「もっと早く頼めばよかった!」と感じる方が非常に多くいらっしゃいます。
しかし、そのキレイな状態も使い方次第で数ヶ月後にはカビやニオイが再発してしまうことも。実は、エアコンの汚れを防ぎ、クリーンな状態を長持ちさせるためには、日々のちょっとした心がけとメンテナンスが重要なのです。
この記事では、エアコン清掃後の効果を長持ちさせるコツや予防策をわかりやすくご紹介します。
エアコンの内部には、冷房や除湿運転をした際に結露によって水分が発生します。これがカビの繁殖の原因です。
そこで有効なのが、「送風運転による乾燥」です。
これにより、内部の湿気が飛び、カビの発生リスクを大幅に抑制できます。ほとんどの機種で「送風モード」は搭載されていますので、使用習慣に取り入れてみましょう。
プロの内部洗浄をしても、フィルターにホコリがたまると空気の流れが悪くなり、効率が下がりやすくなります。
特にリビングやキッチン周りに設置されているエアコンは、油分やペットの毛も吸い込みやすいため、フィルターの汚れが早くたまりがちです。
フィルターがキレイな状態を保てれば、エアコン内部への汚れの侵入も大きく防げます。
エアコンは、室内の空気を吸い込んで温度調整したうえで再び吹き出す装置です。つまり、部屋の空気が汚れていればエアコンも汚れるということ。
特に汚れやすい環境:
「空気がきれい=エアコンが汚れにくい」という考え方で、部屋そのものの空気環境を整えることが大切です。
「カビは冷房だけで発生する」と思いがちですが、実は暖房使用時でも結露やカビは発生します。
なぜなら、暖房で部屋の湿度が上がる→湿った空気がエアコン内部で冷やされ結露という流れになるためです。
年間通じて意識することで、カビの再発を防ぐことができます。
春や秋など、エアコンを使わない期間もあります。この“オフシーズン”にこそ、汚れが溜まりやすいので注意が必要です。
使わない時期にも“守る”意識があると、次のシーズンの使用時に「ニオイがない」「フィルターが汚れていない」といった状態でスタートできます。
プロのエアコン清掃時にオプションで選べる「防カビコート」。これには抗菌剤や銀イオンを使った特殊なコーティング剤が含まれており、カビの再発を防ぐ効果があります。
再発防止の“保険”として、特に梅雨〜夏の期間に向けておすすめされるサービスです。
「1年以内にエアコンから異臭がするようになった」
「送風口に黒い汚れが見える」
「電気代がまた上がってきた気がする」
このような症状が出てきたら、再びプロへの相談タイミングかもしれません。
定期的にメンテナンスすることで、エアコン自体の寿命も延び、トラブルや買い替えコストを防ぐことにもつながります。
プロのエアコンクリーニングは、内部のカビやホコリを根本から除去してくれる“リセットボタン”のような存在です。しかし、日常の使い方やちょっとした習慣によって、その効果を何倍にも長持ちさせることが可能です。
ぜひ今日から次の習慣を取り入れてみてください:
「また掃除しなきゃ…」ではなく、「今年もクリーンなまま快適!」を目指しましょう。